~鼻から入れる内視鏡は
「ハイビジョン」の時代へ~
安佐地区初、
オリンパス社の最新型経鼻内視鏡導入
※GIF-1200N(写真提供:オリンパス株式会社)
※GIF-1200N(写真提供:オリンパス株式会社)
近年、クリニックにおける胃内視鏡検査では、
挿入時の苦痛軽減のため、
鼻から入れる内視鏡(経鼻内視鏡)を選択される方が増えています。
しかし、これまでの経鼻内視鏡は、経口内視鏡よりも画質が劣るため、内視鏡専門医の立場からは、
早期胃がんなどの病変を見落とさないか懸念しておりました。
今回、オリンパス社よりハイビジョン画質に対応した経鼻内視鏡(GIF-1200N)が開発され、
経口内視鏡と同等の病変観察と高精度の診断が可能となりました。
当院では、安佐地区で初めて、ハイビジョン経鼻内視鏡を導入しましたので、是非、検査を受けに来てください。
~医療とITネットワークの融合~
遠隔CT画像診断による
質の高い医療提供
※遠隔画像診断システム(デザイン提供:株式会社エムネス)
※遠隔画像診断システム
(デザイン提供:株式会社エムネス)
近年、CT検査などの画像診断の技術が向上し、身体のあらゆる情報が、
短時間で得られるようになりました。
しかし、CT画像を撮影しても、その情報を見落としなく精密に読影できなければ意味がありません。
当院では、多くの放射線診断専門医が在籍する遠隔画像診断センター(株式会社エムネス)に
CT画像を送信し、専門医による高精度な読影を行ってもらっています。
当院の消化器・呼吸器専門医と放射線診断専門医で画像をダブルチェックすることにより、
見落としのない精密な、質の高い医療提供を行うことが可能となります。
健康診断で異常を指摘された場合や体の不調が続く場合などは、
CT検査の予約は不要ですので、当院にご相談ください。
INFORMATION
お知らせ
- 2024.10.16
- 11月1日臨時休診
- 2024.10.04
- 新型コロナワクチン接種
- 2024.10.04
- インフルエンザワクチン接種
- 2024.09.26
- 9/29(日)当番医のお知らせ
- 2024.07.15
- お盆休みのお知らせ
消化器内科と呼吸器内科を中心とした
地域のみなさまのかかりつけ医
なかお内科消化器呼吸器クリニックは、
消化器内科(食道・胃・腸・肝臓・胆道・膵臓などの病気)と
呼吸器内科(気管・気管支・肺などの病気)を中心としたクリニックです。
また、広島市がん検診・特定健康診査(元気じゃ健診)・雇入時健診・
各種ワクチン接種(インフルエンザ、肺炎球菌、麻疹・風疹ワクチンなど)も行っております。
患者さまの気持ちに寄り添い、最適な診察をご提供します。
お体の調子がいつもと違うと感じたら、
お気軽にご相談ください。
POINT
なかお内科消化器呼吸器クリニックのポイント
- 医師が
専門医資格を取得 - 各分野の専門医資格を取得した医師による診察なので、安心してご来院ください。
胃・大腸カメラは、15000例以上の豊富な経験のある専門医が検査を行います。
胃の病気(胃がん、胃・十二指腸潰瘍など)の発症に深く関与しているピロリ菌についても、日本ヘリコバクター学会のピロリ菌感染症認定医が診断・治療を行います。
呼吸器疾患(気管支喘息、肺炎、COPD、睡眠時無呼吸症候群など)は呼吸器学会認定専門医、一般内科や生活習慣病(脂質異常症、高血圧、糖尿病)は日本内科学会認定総合内科専門医が対応いたします。
- 最新設備で安全で
苦痛のない内視鏡検査 - 内視鏡(胃カメラ・大腸内視鏡検査)が苦手な方には、鼻から挿入する経鼻胃カメラや鎮静剤を用いた検査を行うことも可能です。大腸内視鏡検査は、個人差はありますが多少の苦痛を伴うことがあります。
当院では、細くて柔らかい内視鏡やお腹の張りを軽減する炭酸ガス送気装置を使用し、苦痛が少ないといわれている挿入法(軸保持短縮法、注水法)で熟練した専門医が検査行います。
また、消化器内視鏡技師会認定看護師も勤務しており、詳しい検査の説明やガイドラインに基づいた内視鏡の洗浄・消毒を行っております。
大腸ポリープを発見した場合は、その場で日帰りポリープ切除を行っております。一度で検査と治療がすむため、後日再度治療の必要がありません。
- 自分専用トイレ付きの
心休まる内視鏡専用フロア - 内視鏡検査は、一般診療の患者さまとは別に2階の内視鏡専用フロアにて、ゆったりと受けていただくことができます。
大腸内視鏡検査の前処置には、自分専用のトイレが完備されており、1日の検査数を制限しているため、まわりの方を気にすることなく検査の準備が可能です。
鎮静剤を使用された方は、検査後にリカバリールームでゆっくり休んでいただくことができます。
- 診断に基づいた治療
- 消化器内科では、内視鏡検査以外にも、腹部超音波検査(腹部エコー)も積極的に行っております。
被爆のない非侵襲的な検査で、肝機能障害や腹痛の原因を調べたり、腹部の癌などを発見することができます。
呼吸器内科では、肺機能検査、睡眠時無呼吸症候群の検査、喘息を調べる呼気NO検査、禁煙外来などを行っております。
各種検査を行っても、どうしても原因がわからない場合には、CT検査も行うことができ、きちんと診断に基づいた治療を行うよう心がけています。
Medical Content
主な診療内容
消化器内科
逆流性食道炎、胃炎、ピロリ菌感染、胃・十二指腸潰瘍、便秘症や下痢症、急性腸炎、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、憩室炎、肝炎、肝硬変、脂肪肝、胆石・胆のう炎、胆のうポリープ、膵臓疾患などの消化器全般の専門的な診療を行っています。
当院医師は、大学病院時代に、消化管エコーチームに所属しており、通常腹部エコーでは見えにくい消化管(大腸、小腸、虫垂など)の観察も行っております。腹痛に対して、すぐ胃腸薬を処方するのではなく、消化管エコーをすることにより、急性腸炎(ウイルス性や細菌性)、憩室炎、急性虫垂炎などの診断が可能です。進行大腸がんであれば消化管エコーで診断されたケースも少なくありません。それでも診断困難な場合にはCT検査も施行しており、診断に基づいた治療を行っています。
呼吸器内科
風邪やインフルエンザウイルス感染、気管支炎・肺炎などの診療以外にも、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息(せき喘息も含む)、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、在宅酸素療法(HOT)、禁煙外来など専門的な診療を行っています。
当院では、診療所やクリニックではあまり行われていない、喘息を調べる呼気NO検査やCT検査を行うことが可能です。
CT検査は胸部エックス線(健診)では写りにくい小さな肺がんや心臓・血管に重なった肺がんを発見するのに有用な検査です。健診で異常なしと言われても、CT検査にて肺がんが発見され総合病院へ紹介するケースが多くあります。
特に喫煙される方や以前喫煙されていた方(家族が喫煙される方も)、せきや痰がつづく方、肺がんの家族歴がある方、有害物質(アスベスト)を扱ったことがある方はご相談ください。
充実した検査設備と総合病院で呼吸器専門医として勤務してきた経験をもとに診療を行っています。
内視鏡科
苦痛の少ない内視鏡検査を目指しています。
胃カメラがいつも苦しい方は、鎮静剤を使用し、眠っている間に検査を行うことや、鼻から入れる内視鏡(経鼻内視鏡)で検査を行うことも可能です。
経鼻内視鏡は、経口内視鏡よりも画像が良くないと聞いたことがあるかもしれませんが、当院では2020年3月にオリンパス社から発売されたハイビジョン経鼻内視鏡をいち早く導入しております。経口内視鏡と同等の病変観察が可能となっておりますのでご安心ください。
大腸内視鏡検査は、鎮静剤なしでも苦痛なく簡単に挿入できる方がほとんどですが、お腹の手術歴などがあり癒着が強い方は、挿入が難しく多少の苦痛を伴うことがあります。いつも検査が苦しい方や怖い方には、鎮静剤を使用して、できるだけ苦痛がないように心掛けています。
内科
働きざかりのみなさん、かかりつけ医を持ちましょう。お仕事はとても大切ですが、健康はもっと大切です。健康に関することは何でもご相談ください。
当院は日本内科学会の厳しい審査とレベルの高い筆記試験に合格した総合内科専門医が2人勤務しています。すなわち知識や経験も2倍となります。特に生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)などを放置せず、心臓病(狭心症・心筋梗塞)、脳卒中を予防しましょう。広島市がん検診や特定健康診査(元気じゃ健診)も行っています。総合内科専門医が皆様の健康をサポートします。
もちろん、入院や精密検査が必要になった場合には、適切な医療機関を紹介します。
外科
切り傷や擦り傷、やけどなどの外傷から、捻挫、打撲、骨折、おでき、皮膚腫瘤の治療などの一般的な外科処置を行っています。
また、慢性的な腰痛、肩こり、関節痛に対しては、電気治療(マイクロ波治療、キセノン光治療)やベッド型マッサージ器での治療を行っています。
※外科診療は午前中のみとなっていますのでご注意ください。午後からでも急な外傷の場合には、対応できることがありますので、お電話にてご相談ください。
DOCTOR
医師紹介
- 理事長 医学博士
横山 吉宏(よこやま よしひろ)
専門医資格
- 日本外科学会認定医
経歴
-
昭和
37年広島大学医学部
卒業 -
昭和
47年広島大学医学部
第一外科併任講師 -
昭和
50年東洋工業株式会社附属病院
(現マツダ病院)外科勤務 -
昭和
52年横山外科胃腸科
医院 開業
- 院長 医学博士
中尾 円(なかお まどか)
専門医資格
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本消化器病学会認定
専門医・指導医 - 日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医
- 日本ヘリコバクター学会
ピロリ菌感染症認定医
経歴
-
平成
9年川崎医科大学卒業 -
平成
9年広島大学医学部
付属病院 -
平成
11年JA広島総合病院 -
平成
14年広島大学病院
第一内科
(消化器・代謝内科) -
平成
18年マツダ病院 -
平成
19年広島大学病院
第一内科
(消化器・代謝内科) -
平成
20年府中北市民病院 -
平成
22年JR広島病院 -
平成
30年現職
- 副院長
中尾 涼子(なかお りょうこ)
専門医資格
- 日本内科学会認定
総合内科専門医 - 日本呼吸器学会認定
専門医 - 日本医師会認定
産業医 - 身体障碍者福祉法
指定医(呼吸器機能障害)
経歴
-
平成
9年広島大学医学部
卒業 -
平成
9年広島大学医学部
附属病院 -
平成
10年広島市立安佐市民病院 内科医師 -
平成
13年あかね会阿品土谷病院 内科医師 -
平成
13年吉島病院 内科医師 -
平成
15年長崎病院 内科医師 -
平成
21年世羅中央病院 内科医師 -
平成
22年吉島病院 内科医師 -
平成
24年現職